- 2026 10 09
- 導入事例
安全教育サービス|「注意喚起」で終わらせない安全教育を。動画をきっかけに、現場で安全を話し合う時間をつくる
長年にわたり安全会議を続けてきたものの、「なぜ危険なのか」を深く学ぶ機会はほとんどありませんでした。
そんな中、LaKeel Online Media Service(以下LOM)の導入をきっかけに、安全教育のあり方を見直したテイサ産業株式会社様。
現在では現場で自然と安全について話し合う場面が増えています。
Point
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導入前の課題 |
安全会議やリスクアセスメントは実施していたが、 安全教育として学ぶ機会が不足していた |
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選定の決め手 |
危険な行動だけでなく、「なぜ危険なのか」を理解できる教材だった
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| 活用方法 | 月30分程度の計画で集団視聴を実施し、視聴後の話し合いを重視 |
01 企業・担当者プロフィール
テイサ産業株式会社は、チェーンコンベヤの設計・製造からメンテナンス部品の提供までを一貫して手掛けるメーカーです。
製造現場を支える企業として、安全を経営の重要課題の一つに位置付けています。
| 企業概要 | テイサ産業株式会社 | |
| 担当部署 | 大阪工場 安全推進者 | |
| 主なミッション | 労働災害ゼロを目指し、安全な職場づくりを推進 |
02 導入間の課題
── LOMを導入された背景についてお聞かせください。
大阪工場では、以前から週1回の安全会議を実施していました。事故やヒヤリハットなどの事象があれば、「○○に気を付けよう」と注意喚起に留まっており、そこから実際に「何が」「どう」危ないのか、具体的な話し合いに発展することはありませんでした。
また、リスクアセスメントは実施していたものの、安全会議でその内容を共有することが中心。安全に関する情報を共有する機会はあっても、「安全教育」として学ぶ機会はありませんでした。
現場パトロールも、現場の状況を確認・見守ることが中心でした。安全活動は行っているものの、それが一人ひとりの安全に対する理解や行動につながっているのかについては、改善の余地があると感じていました。
── LOM導入を検討するきっかけとなったのは何でしたか?
安全衛生展でLOMの「3分アニメ」や「危険のメカニズム」について説明を聞いたことがきっかけでした。
「大人の集中力は9秒が限界」という話も印象に残り、安全教育には、短時間で分かりやすく学べる教材が適しているのではないかと考えました。
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03 LOM導入後の取り組み
── 安全活動の中で、LOMをどのように活用されていますか。
主に以下の方法で活用しています。
(1)安全推進者が視聴計画を立て、各部署で集団視聴
LOMの活用にあたっては、安全推進者が視聴計画を立案しています。
まず安全会議で当月の教育内容を共有。その後、各部署長がそれぞれの都合のよいタイミングで、部署内のメンバーと集団視聴しています。
コースは、1か月あたりの教育時間が30分程度に収まるように設定。動画を視聴するだけでなく、視聴後の「話し合い」の時間も含めています。
テストは任意としていますが、動画を見た後に安全について話し合うことを大切にしています。
「動画を見る」ことを目的にせず、動画をきっかけに安全について話す。
そうした活用を意識しています。
(2)危険のメカニズムを理解できる教材として活用
LOMを採用する際の決め手の一つとなったのが、単に危険な行動を紹介するのではなく、「"何が"危険なのか」「"なぜ"危険なのか」という危険のメカニズムを理解できることでした。
インターネット上には安全に関するさまざまな情報がありますが、YouTubeなどの情報をそのまま教育に利用するのは難しいと考えていました。
教育心理学などの考え方を取り入れた専門的な教材を使うことが、安全教育には適していると判断しました。
(3)実際の現場のリスクをリクエスト動画で教材化
リスクアセスメントでは「ガス溶接・溶断」を取り上げていましたが、LOM導入当時、該当するコンテンツはありませんでした。
さらに導入直前には、使用前点検のミスによってガスが漏れていることに気づかないまま作業を行い、危険な状態を見逃す事象も実際に発生していました。
そこで、リクエスト動画の制作を依頼し、3本の動画を作成しました。
制作にあたっては、実際のヒヤリハット事例や利用手順冊子を共有。さらに、作業上の苦労などについても取材をしてもらい、実際の作業をイメージしやすいストーリーに仕上げてもらいました。
完成した3~4分程度の動画は、すぐに現場での教育に活用しています。
◆ 動画作成について
科学的エビデンスの調査から現場取材、シナリオ設計、絵コンテ作成、動画編集までを一貫して行い、
実践的な労働安全教育動画を制作します。
04 導入効果
── LOMを活用したことで、現場にはどのような変化がありましたか?
一番の成果は、現場で「安全を話し合う」時間ができたことです。
その結果、「ひとりひとりに家族がいる」など、何のために安全について話すのかということも、共通化できるようになりました。
現在では、
「これアカンって動画で言ってなかった?」
「夏場の湿気があるから、感電に気を付けないといけないね」
といった会話が、現場で自然に生まれるようになっています。
教育の時間だけでなく、日常の仕事の中でも、動画で学んだ内容を思い出しながら安全について話す場面が出てきています。
安全教育が、その場で聞いて終わるものではなく、日常の業務の中で安全について考えるきっかけになっている。
こうした変化を通じて、安全に対する感度も高まってきています。
まとめ
大阪工場では、これまでも安全会議やリスクアセスメント、現場パトロールなど、継続的な安全活動を行っていました。
一方で、安全に関する情報を共有することと、一人ひとりが危険を自分ごととして捉え、行動につなげることは、必ずしも同じではありません。
LOMの導入によって、短時間で危険のメカニズムを学べる動画を共通の題材として活用し、「安全について話し合う時間」をつくりました。
さらに、自社のヒヤリハットや作業手順をもとにしたリクエスト動画も活用することで、現場で必要としているテーマを具体的な安全教育につなげています。
安全教育を「伝えるだけ」で終わらせず、学ぶことをきっかけに、安全について話し、日常の行動につなげていく。
安全教育に「これで十分」という正解はなく、現場の状況に合わせて継続的にアップデートしていくことが重要です。
本稿が、貴社の安全教育を見直すきっかけのひとつになれば幸いです。
安全教育の取り組みに課題を感じている方は、ぜひご相談ください。
貴社の安全教育に、新しい選択肢を。
お問い合わせ | 三井物産インシュアランス・ホールディングス

